元駐日モルディブ大使 アハメド・カリール閣下に旭日重光章授与

2024年11月6日、元駐日モルディブ共和国大使であり元国務大臣のアハメド・カリール閣下に「旭日重光章」が天皇陛下より授与されました。

モルディブ国民がこの名誉ある叙勲を受けたのは初めてです。

モルディブの外交に41年以上の経験を持つ献身的な外交官のカリール元大使は、外務省に入省して以来外交一筋であり、外交の最高位に昇進した数少ない人物の一人です。駐日大使在任中、モルディブと日本の二国間関係を強化するためにたゆまぬ努力を続けました。2011年の東日本大震災の際には、カリール氏の取りまとめにより70万缶以上の魚缶が日本に寄付され、両国の人々の強い絆に貢献しました。さらにその努力は、日本の助成金による変革的な開発事業につながり、モルディブの主要分野にも利益をもたらしました。カリール氏は様々なレベルで関係を育むことに尽力し、日本とモルディブの友好関係と親善を深めるうえで重要な役割を果たしてきました。カリール元大使は2023年にモルディブ外務省を退職しました。

旭日重光章は、1875年に明治天皇によって創設された旭日勲章の1つで、日本の天皇から長期にわたる功績を称えられ、国内外の人々に授与されています。

 

 

出典:外務省

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