モルディブ政府と日本政府は、外務省で行われた式典において、汚職対策委員会の可動と運用強化にむけ交換公文に署名しました。
2024年12月9日
アブドゥラ カリール外務大臣と竹内みどり駐モルディブ日本国大使は、交換公文に署名しました。
この交換公文は、日本の経済社会開発計画の下で、汚職対策委員会のモビリティインフラの強化を通じ、その運営効率向上を目的とした計画の開始を示すものです。3億円(215万8,000米ドル)の無償資金協力により、汚職対策委員会はモルディブの地理的に分散した島々でも汚職疑惑に効率的に対応し、調査を行うことが可能になります。
署名式典でカリール大臣は、汚職との闘いとガバナンスの改善に向けた取り組みを強化する上での、この計画の重要性を強調しました。この計画は、モルディブの汚職に対する迅速かつ効果的な対応を確保し、より透明性があり説明責任のある政府を構築するための重要な一歩であると語りました。カリール大臣は、モルディブの制度強化における重要な役割に対する日本政府の継続的な支援に対し、感謝を述べました。大臣はまた、モルディブと日本の外交関係樹立57周年を機に、モルディブと日本の長年にわたる友好的な関係を振り返りました。
日本の支援が、モルディブの社会経済開発とガバナンスの取り組みにおいて不可欠なパートナーであり続けると強調しました。
式典には外務省、財務省、汚職対策委員会、日本大使館の高官らが出席しました。
以上