モルディブと日本、第五回政策対話を開催

モルディブと日本、第五回政策対話を開催

2025年2月10日

モルディブ外務省と日本外務省は、本日、モルディブの外務省で開催された第5回モルディブ・日本政策対話を無事に終了させました。

モルディブ側からはファティマス・イナヤ外務次官他、日本側から宮本新吾南部アジア部長他が参加しました。この対話は、これまでの4回の対話を土台に、相互に関心のある分野で具体的な成果を前進させるという相互のコミットメントを反映しています。

対話は、特に経済・開発協力、貿易・投資、文化交流、地域・海洋協力を通じて、すでに両国間に存在する緊密な関係、友好関係を強化することに焦点を当てました。

経済協力に関し双方は、相互の成長と発展を促進することへのコミットメントを再確認し、経済・通商関係を強化するための協力の新たな道筋を模索しました。日本は過去数十年にわたりモルディブの主要な開発パートナーであり、特に教育と漁業の分野で、モルディブの開発の歴史の初期基盤に大きく貢献してきました。

地域および国際協力については、インド洋地域の安定を確保するための協力的な取り組みが取り上げられ、海洋安全保障、気候レジリエンス、多国間外交に焦点が当てられました。モルディブは、自由で開かれたインド太平洋への支持を再確認しました。それは包括的であり、国境を越えた脅威に対抗し持続可能な開発目標を達成するためのルールに基づいた国際秩序を基盤とするものです。

また、両国は、国連安保理改革、気候変動、パレスチナ情勢などの様々な問題について、文化的な結びつきを向上し、国際舞台で緊密に協力することへのコミットメントを再確認しました。 モルディブ・日本政策対話は、共通の優先事項について意見を交換し、進行中の施策を評価し、二国間協力を強化するための新たな機会を模索するための重要なプラットフォームとして機能しています。前回の政策対話は、2023年4月4日に日本の東京で開催されました。

以上

出典:外務省

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